じゃんけんの新しいルールなど ユニークな授業を紹介

STEAM教育を推進する聖徳学園中学・高等学校の学校改革本部長を務める品田健教諭がこのほど、超教育協会主催のオンラインシンポジウムに登壇し、ICTを活用しながら生徒がクリエーティブな学びを展開している同校のユニークな授業を紹介した。

STEAM教育の授業アイデアを話す品田教諭(Zoomで取材)

同校では高校の情報科を中心に、STEAM教育の授業に取り組んでいる。講演で品田教諭は、初めて学習する外国語を生徒が選択し、字幕が表示できる動画アプリを使って動画を撮影し、正しく字幕が表示されるまで発音を練習する授業や、文書作成アプリを使って本物そっくりの定期試験問題を作らせ、生徒同士で解いてみたり、解説動画をつくったりする授業など、情報活用能力とSTEAM教育を掛け合わせた実践を紹介。

さらに「じゃんけんに『キュー』という新しい手を加えたルールを考える」や「火星に取り残された宇宙飛行士を救出すべきか否か、NASA長官としてみんなを納得させる声明を考える」など、思考力を身に付けるためのグループ課題にも取り組んでいるという。

「最初は、教師の答えを予測して、それに寄せていこうとする生徒もいたが、今では、むしろ人と違う答えを出そうと考えるようになり、拡散していくようになった。自分たちで考えたり、詳しい人に聞いたりする行動力も見られるようになった」と品田教諭。

同校では特に「Art」を取り入れたアウトプットを生徒に求めていることから、単なる提出課題が作品となり、生徒は人に伝えることを意識するようになったと成果を語った。

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