岸田内閣が発足し、文科相が萩生田光一氏から末松信介氏に交代しました。萩生田前文科相は退任前の10月1日の会見で、2年1カ月の任期を振り返り、新型コロナ対策と学校教育の両立や、小学校全学年35人への学級編制の見直しを印象に残ったものとして挙げたほか、GIGAスクール構想による学校のICT環境整備については「2023年度までとしていた計画を大幅に前倒しして、公立小中学校においては1人1台端末の環境整備をほぼ実現することができた」と述べました。
また、教職員の働き方改革、教育の無償化や負担軽減などの成果にも言及。大学入試については「大学入学共通テストにおける記述式問題の出題や英語民間試験の活用を定めた方針の廃止を決断した。受験生やその保護者をはじめとする関係者の皆さんには大変ご迷惑をお掛けすることになったが、今後は大学入試のあり方に関する検討会議の提言を踏まえ、改めて高大接続改革を進めてほしいと考えている」と述べました(参照記事:「地方こそ、教育の最前線」 文科相、首長に取り組み求める)。
あなたは、この2年1カ月の萩生田文科相下の文教行政に、5段階(通知表方式)でどの評価をつけますか?
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