あなたが社会人の経験を通して学んだことを、教師としてどのように生かしていきますか。
はい、私が働く中で経験して得た「職業や仕事」についての想いを生徒に自信を持って伝えることができると思います。生徒のやる気をさらに高めて、挑戦する勇気を促すことができると思います。
次に、仕事をしながら通信教育で免許状を取るために頑張り抜けた経験は、厳しい場面に直面しても乗り越えられると思います。さらに、営業で学んだあいさつや目線の合わせ方は、生徒や保護者とのコミュニケーションの取り方に生かせると思います。
自分の経験から生まれた力強い回答になっています。しっかりと経験から得たことが捉えられており、教育現場でどのように生かそうと考えているのかが伝わってきます。このように観点を整理して伝えられるようにするためには、今までの自分の頑張ってきたことや思うようにならなかった事例を思い付くままに書き出してみるのです。次に、似たような体験を集めて題を付けます。何を得たのかを考え、教師として生かせるものを選びます。このような振り返りの作業は、自分の考えを整理したり、見直したりするよい機会です。この手法は、「学生時代に得た経験」「コロナ禍で得た経験」などの質問にも生かすことができます。
いろいろやってきましたが、どんなことが生かせるでしょうか。あえて挙げれば、仕事でいろいろな人と関わってきたので、子供たちともうまくやっていけるのではないかなと思います。
また、フットワークのいいことや事務処理を速く正確にできることぐらいです。
この質問の回答は、自己PRができるよい機会となります。それを自ら逃してしまうようなことは感心しません。回答のようにネガティブな表現は避けるべきです。
なお、「子供たちともうまくやっていける」は「子供たちとの人間関係の改善」に表現を変えると誤解を避けることができます。
「フットワークや事務処理」のよさについては、例えば「学校行事の準備や運営、教材の準備や採点」など、それが生かせると思える例を付け足すと印象がよくなります。