〈質問10〉
あなたの考える親友とはどのような存在ですか
〈回答例〉
私にとっての親友とは、ある時は本気でけんかもでき、ある時は相談相手にもなってくれる、なくてはならない存在です。私は、仲のいい友人は結構いる方だと思います。それぞれある距離を置いて、楽しく付き合っています。その中の特別な存在です。けんかができて、関係が修復でき、さらに深まっていける友人は本当に限られてきます。時に感情がぶつかり合っても、すぐに元に戻れる存在です。
また、困難な問題にぶつかっても、自分のことのように考え、互いに励まし合える、親や兄弟以上の存在です。
〈解説〉
先輩や同僚とうまく人間関係を築いていける人物であるのかどうかという受験者の社会性を見るためによく用いられる質問です。
答えやすいようでなかなか難しい質問ですが、よく自分らしい表現で答えられています。自分の経験を踏まえて、自分らしい表現で答えられるように、自分は人間関係をどのように築いているのか、考えを整理しておくことが重要です。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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