〈質問12〉
新任で学級担任をするならどの学年からスタートしたいですか。
〈回答〉
与えられた学年を全力投球で頑張る覚悟です。もし許されるなら、中学年からスタートできたらうれしいです。
行動的で活動を通して考える子どもたちに引かれます。教育実習も4年生の学級でした。子どもらしい発想での問題解決やその子らしい表現の発表がとても印象的です。
私は、子どもと共に汗をかき、笑ったり悩んだりして、体当たりの学級経営をしたいと考えています。3・4年生の学級で心の通い合う学級づくりを学びたいと考えます。
〈解説〉
謙虚な中に新任としてこれからの抱負が述べられています。自信と力強さが伝わってきます。
この手の質問は、勘違いすると回答がピント外れになりやすいので気を付けなくてはいけません。学年は質問のきっかけをつくってくれていると考えた方がいいでしょう。学年を聞いているのではなく、むしろ答えた学年の根拠やその心構えに重点を置いた答え方が求められているのです。そこを意識した回答が大切です。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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