意外と知らないことが多い神社について学べる絵本。サッカー少年のゆうたが初詣で神社に訪れた際、ふと「神社って、何のためにあるの?」という疑問を抱く。
その後、宮司の林さんから話を聞きながら、神社が果たす役割はもちろん、七五三やお宮参りといった神社に関連した営みを知っていく。
興味を引くセリフも多い。「神道は祭祀から始まったから、今でもおまつりを行うことは、神社の最も大切な役割なんだ」というセリフから、楽しいだけのイベントと思われがちなお祭りが開催される背景が分かり、今住んでいる地域の文化に関心を持つ。
拝礼の作法である「二拝二拍手一拝」や手水舎での水のくみ方など、神社内でのマナーも掲載。子供と一緒に人も楽しく読める。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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