日本の学校教育では教える機会がなく、オープンに語り合うことも少ない「性的な同意」がテーマのコミック。
女子グループがレイプを話題にお互いの意見を言い合うところから始まる。同意はあったのか?恋人との間でも同意は必要か?自分の気持ちをどう伝え、相手の気持ちを受け止めるか?思春期に悩む性的同意について活発に意見し合う。
そこに男子グループが合流し、互いの思いや考えを率直に伝えることで思い違いが判明し、男子ならではの悩みも知ることとなる。
日本人の私たちにとっては、高校生が性について仲間とオープンに語り合う様子に驚く気持ちもある。性的同意について疑問点を真っ向から投げ掛けてくれる本書を読むことで、自分事として捉え、深く考えるチャンスとなる。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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