給食室のいちにち

給食室のいちにち
【協賛企画】
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 給食がどのように作られ教室に運ばれているのかを生き生きと描いた絵本。栄養士の山川さんの視点で物語が進行、給食が出来上がる過程を解説しながら、本日の献立であるカレーが作られていく。

 給食が終わった後の流れも載っているほか、クラスの出席状況によって作る量を調整したり、食中毒が起きた時の調査用として50グラムずつ料理を冷凍保存したりするなど、給食の裏側が分かる。

 山川さんと一緒に給食室で働くメンバーは個性的な人ばかり。

 新人の田中さんや難聴の矢野さん、和食の研究をしているアニカさんなど、同じ大人でも多様な人に支えられて学校生活を送れていることを学べる。

 子供はいつもよりも給食が待ち遠しくなり、大人は給食を懐かしめる一冊だ。

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