ブックウィング 山中伸弥とiPS細胞

ブックウィング 山中伸弥とiPS細胞
【協賛企画】
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ふじもとみさと 作黒須高嶺 絵1650円

 iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授の生き方や考え方を小学生に伝えるために企画された絵本。

 重い病気にかかり、長期間の入院生活を送っているミシェルの夢の中に山中教授が現れ、医者を志した理由、iPS細胞の研究での挫折など話す。山中教授の半生を聞く中で、「これで治らない病気が治るようになるのね」とiPS細胞の可能性を感じるミシェル。それから、同じ病院に入院している親友アランを励まし、希望を与える――。

 山中教授が経験した成功や失敗がしっかり描かれており、「失敗が人を成長させる」ということが学べ、さらには「何のために仕事をするのか」ということを考える機会にもなるだろう。

 世界中の人にも読んでもらうために、英訳された文章も同じページに載っている。

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