お寿司屋さんの一人娘・久絵の将来の夢は「会社員」になることだ。大学を卒業して大きな会社に勤めたいと思っている。ある日、お母さんが事故に遭ってしまい、入院期間中だけお店を手伝ってくれる女性の寿司職人・晴さんがやってくる。
男社会と言われる寿司職人の世界で、何と言われようとも堂々と寿司を握る晴さん。一方の久絵は、お母さんの事故をきっかけにクラスでいじわるをされるようになっていた。お父さん、お母さんに打ち明けることもできずにいたが、たくましく生きる晴さんから勇気をもらい、「いじわるなんかはね返してやろう」と強く立ち向かうようになる。さらに、女性寿司職人として活躍する晴さんの姿を目の当たりにし、将来「寿司職人」になるのも悪くないかも、と久絵の気持ちも変化していく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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