愛知県公立小学校教諭
全10回の連載を通じて、教師の日々の業務負担を軽減する生成AIの活用法についてご紹介してきました。生成AIが大きな話題になってから約1年が経過しようとしています。この間、特に企業での生成AIの活用が目覚ましく進んでいます。AI技術を用いてカスタマーセンターの対応を自動化したり、従業員に代わって特定の業務プロセスを効率化したりする例は、今や一般的な取り組みとなっています。
今回は、PDFファイルや動画の概要を把握するためのAIの活用法についてご紹介します。研修や教材研究のために、PDFデータをダウンロードして読んだりYouTubeなどで動画を視聴したりする先生は多いのではないでしょうか。これらは非常に役に立つ資料ですが、全てを細かく読んだり視聴したりすることが大変な場合もあります。
前回は、生成AIを用いたアイデア出しの方法についてご紹介しました。今回はその続編として、AIに提案されたアイデアをより実際の仕事で活用できる形に深掘りしていく方法をご紹介します。具体例として、「卒業を祝う会」での卒業生に向けた学年の出し物について、アイデアの出し方からシナリオ・台本づくりまでを行う例をご紹介します。
今回は、生成AIを活用してアイデア出しを行う方法とコツをご紹介します。私たち教師は日々、アイデアを生み出すことに頭を悩ませています。例えば、子どもたちが楽しく力を付けられるような授業案を考えたり、学校行事でシナリオや台本づくりをしたりするなど、アイデアを考える場面は数えきれないほどあります。
授業の腕を向上させたいと願う先生は多いでしょう。しかし、例えば余計な口癖が多かったり指示が分かりづらかったりといったことは、自分ではなかなか気付きづらいものです。授業を改善するための一般的な方法は、他の先生に授業を観察してもらいフィードバックを得るというものですが、時間的な制約がある中では難しい部分もあります。
今回は、作成した文章の改善点の提案や誤字脱字チェック、平仮名変換にAIを活用する方法をご紹介します。 改善点の提案 教師にとって文章を書く機会は案外多いものです。しかし、文章を書いているとついつい自分本位になってしまい、自分では読みやすいと思っていても、読者にとってはそうでない場合があります。
前回は、生成AIに文章を書かせる際のコツ「役割を与える」と「箇条書きを使う」についてご紹介しました。今回は、その発展として「見本を見せる」と「質問をさせる」についてご紹介します。行事の提案資料や研修報告書など、教師が文章を作成する際にフォーマットが決まっているものが多くあります。
今回から数回にわたり、生成AIで文章作成をする際のコツをご紹介します。 学級通信や職員会議の提案資料、学習指導案など、教師が文章を書く機会は多いものです。そんな中で、「伝えたいことをどう書いたらいいだろう…」と時間を取られることは少なくありません。
今回は、生成AIの代表「ChatGPT」や、職場のWindowsPCで使える「Microsoft Copilot」(以下、本連載ではCopilot)の特徴と使い方、使用上の注意点について取り上げます。ChatGPTは、OpenAI社が開発した生成AIです。
昨年、ChatGPTなどの生成AIサービスが大きな話題となりました。その注目度は非常に高く、「SNS流行語」ランキングでは「ChatGPT/生成AI」が第1位に輝きました。読者の中にも、ChatGPTなどのサービスを試した方は多いのではないでしょうか。
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