「やってみなきゃ分からない」という視点で、「学校の常識」を見つめ直す時期が到来していると感じています。社会の変化により「社会の常識」と「学校の常識」のズレが大きくなってきているように思うのです。
「これからの教師に必要な資質・能力は何か」と聞かれることがありますが、特に必要だと感じることはありません。教師としての基本的な資質・能力があれば十分であると感じています。共に「新たな学び」をデザインする中で、必要ではないかと少しだけ感じていることは以下の通りです。
「目的」をブレなくチームで共有していれば、「手段」は無限にあります。試行錯誤しながら最善策を探っていくことが変革であり、これからの時代には必要であると捉えています。
これまでに経験したことのない「学び」を構築するためには「メンタル」と「スキル」の視点から、戦略的な育成が必要であると考えています。
これまで述べてきたような学びを展開することにより、生徒たちは教科書や教師からの解を待つのではなく、「知っている」ことや「できる」ことを組み合わせて「新しい解」をつくり出すことを経験します。その結果、個々の適応範囲が広がり、さまざまな知識・技能や経験値などを相互に関連付け「可搬性・活用可能性・発展持続性」のある知識・技能を形成できたと考えています。
「原リンピック」は「共生」をテーマに、「パリ2024パラリンピック」や「東京2025デフリンピック」を地域と共に応援するイベントです。企画から運営まで「0(ゼロ)」から中学生が創り上げた体験型イベントです。地域の福祉団体と協創でクラウドファンディングから始まり、イベントの企画立案、参加団体(20団体)への依頼・調整、会場設定、スケジュール管理、当日の生徒ボランティアの招集・運営、広報活動など全てを生徒がプロデュースします。
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