新潟県佐渡市立赤泊小学校は、「問い続ける、ともに学ぶ、自己を見つめる」を重点目標に据え、2021年度から「p4c」をさまざまな教科指導や学校づくりに活用してきました。同校の6年生に「p4c」の魅力は何かと尋ねると、「自分たちで進めることができること」だと答えてくれました。「子どもだけで問い深めることができる」「先生が場をつながなくても、対話の中で次々と子どもから問いが出てくる」「自分たちでできるから楽しい」と続き、さらには自分たちで進めるコツとして、「積極的に発言する」「話していない人に振る」「よく聞く」「楽しむ」「人も考え方も否定しない」という5つのポイントを挙げてくれました。これらのコツを心掛ければ、自分たちで対話を深めていくことができると、子どもたちは語っていました。