初任者の皆さん、1カ月本当によく走り切りました。まずは、頑張った自分を大いに褒めてあげてください。また、初任者を応援していた皆さん、先生方の支えがなければ、決して彼らはここまで走り切ることができなかったと思います。素晴らしいサポートにこれまた、乾杯してください。
トラブルは起きるものだと思って対応する――これが大原則だと思っています。トラブルが起きないように、いつも教師が舗装した道路を用意してばかりいては、自分で歩く力が付きません。大切なのは、子どもが自分自身でトラブルを解決していく力を付けていくことでしょう。
私は「保護者対応」という言葉が苦手です。保護者は「対応」する存在なのでしょうか。この言葉に違和感を覚えない時点で、もしかしたら保護者と良好な関係を築くことはできないとさえ思っているのかもしれません。
本連載の第4回では、「初任者と組むあなたに伝えたいこと」と題して、同学年の先生のNGな振る舞いを例に挙げながら、初任者と組む上で大切にしていただきたいことを書きました。今回は、そんな初任者を遠くから見守る管理職に伝えたいことを書きます。
子どもを褒めることは教師にとって必須のテクニックです。何でもかんでも褒めればよいわけではないですし、ただ気持ちを込めて褒めさえすれば相手に伝わるというものでもありません。そこには、プロの教師としての意図的なアプローチが必要なのです。
4月も中旬になり、いよいよ日常的に授業も開始している頃でしょう。実際に子ども相手に授業をしてみて、こんなことが起きていないでしょうか。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください