学校教材の計画的な整備を進めるための教材整備10カ年計画がスタートして5年を経過し、その間、GIGAスクール構想による1人1台端末環境が整い、効果的に端末を活用するセカンドステージに突入した。そのような中、個別最適な学びと協働的な学びを充実させ、「主体的・対話的で深い学び」を実現していくためには、学校現場に適した教材整備とその活用は欠かせない。特集では、文部科学省の教材整備に関する施策や方向性などを解説。また、適切で計画的な教材整備を検討する上で、おすすめの教材を発行各社の協力のもと紹介する。
学校教材の計画的な整備を進めるための教材整備10カ年計画がスタートして5年目。この間に、GIGAスクール構想によって児童生徒の1人1台端末が実現するなど、学校現場の学習環境も大きく変化した。一方で、通信ネットワークの速度や校務DXなど、改善が必要な課題も浮き彫りになっている。1人1台端末が更新時期を迎え、GIGAスクール構想の第2期を見据えた環境整備が重要な課題となる中、個別最適な学びと協働的な学びを充実させ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、今後の教材整備をどのように進めていくのか、文部科学省初等中等教育局学校情報基盤・教材課の寺島史朗課長(学校デジタル化プロジェクトチームリーダー)に聞いた。
「小学校英語SWITCH ON!」は、低・中学年から高学年にかけ、「聞く」「話す」「読む」「書く」といった4技能を体系だて、英語に慣れ親しみながら学習に取り組める教材として好評をいただいています。
学校現場でのさまざまな課題やニーズを踏まえて作成した、2種類の基礎・基本テストを紹介します。どちらのテストも、学習するUnitごとに1枚で編成し、語句や表現のたしかめ【知識・技能】、目的や場面、状況に応じて考える力のたしかめ【思考・判断・表現】、学習のふり返り【主体的に学習に取り組む態度】まで、観点別評価ができます。
ストレスなく動いて使いやすい「みらいスクールプラットフォーム」を採用し、指導および学習をより充実させる機能を豊富にそろえました。
内田洋行は、タブレットPCで使える新しい実験用センサーを拡充する。従来の授業は専用機器で計測、ノートに記録、グループでまとめた内容をボードで発表するのが一般的であった。また、既存のPC計測機器は多種のセンサーと汎用的な画面により、児童・生徒には使いにくいものであった。
大日本図書版小学校理科のデジタル教科書は、超高速で使いやすいと評判の自社開発ビューア「つばさブック」を採用しています。学校の通信環境を心配することなく、安定した動作で使えます。起動時間からページ表示、動画コンテンツ表示など、これまでのデジタル教科書とは別次元の速さを実現しています。
大日本図書のデジタル教科書は、自社開発のビューア「つばさブック」を採用。超高速な動作環境を実現し、通信環境に不安のある学校でも快適に使用でき、授業時間を最大限有効活用できます。
省エネを具体的に学べるかるたです。二酸化炭素排出削減量と節約金額を記載しており、省エネ行動の効果を確認できます。環境や持続可能な社会の学習時に活用することができます。
教育環境の質の向上を目指し、音楽の授業にミニキーボードを取り入れる学校が増えています。さまざまな楽器の音色を内蔵しているミニキーボードなら、普段手にすることが難しい楽器の音でも演奏できます。いくつかの音色グループに分かれて、お互いの楽器の音を聞きながら音の響き合いを確認したり、さまざまな楽器の音を感じ取ったりすることで、音楽への理解を深めることができます。また、子どもたちが弾きたい楽器の音色を自由に選んで奏でることで、音楽の楽しさを感じ、学ぶ意欲や自主性を高めることもできます。