日々、子どもたちと共に笑い、悩み、そして学んでいる教師が世界中にいる。「教師とは、新しい視野と可能性の扉を開くことができる人」「教育はポジティブで楽しい経験であるべき」「自分の言葉や行動が影響力を持つということを、できる限り自分に言い聞かせたい」――。教育新聞の「世界の教室から」シリーズの記事から、世界中で頑張っている教師たちの言葉をお届けする。
子どもに武器でなく知識と愛を A.プロイダコフ教諭、ウクライナ
「ないなら私たちで」 インクルーシブな教科書を作った教師たち
アカデミー賞監督賞・脚本賞 ダニエル・シャイナート氏の恩師たち江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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