【1】求める教師像
京都府では、教員に必要な「5つの力」を掲げています。
【2】選考の特徴及び実施要項の主な変更点
2023年度採用選考の実施要項については、現在検討中です。
教科担任制やプログラミング教育の導入などの教育改革の動向を踏まえ、小中学校に小中連携推進枠を創設。小・中(数、理、技、英)両方の免許を有する者を対象とし、筆記試験の専門試験において、加点措置を実施。
また、引き続き大学推薦特別選考に合格した受験者、京都府内公立学校で講師等の経験者等は一般教養を免除、英語資格所有者は専門教科を免除、スペシャリスト特別選考受験者は一般教養と専門教科を免除、前年度1次合格者は 全ての筆記試験を免除として実施しています。加点措置としては小・中・高等学校の志願者で特別支援学校教諭免許の所有者、英語資格所有者や国際貢献活動等の従事経験者に対して専門教科に加点する制度も実施しています。
【3】説明会、願書配付及び受付、各試験の日程
未定のため、以下は予定となります。
【4】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の採用見込数
未定です。2021年度実施試験では次のとおりでした。
【5】人物評価の選考観点
小論文においては、課題把握、論理的表現力などを評価しています。面接試験 においては、使命感・責任感、教員としての素養、豊かな人間性・社会性、専門 性を観点として総合的に判断しています。
【6】受験予定者へのメッセージ
京都府では、教員等の資質能力の向上に関する指標を策定し、キャリアステージに応じて身に付けるべき資質能力を示しています。教員を目指す方については、この指標のステージ0(着任時)や、求められる京都府の教員像で掲げる「5つの力」を意識しながら、学生ボランティアやインターンシップ、講師など学校現場で多くの経験を積んでいただきたいと思います。また、小学校志願者には英語指導力、全校種志願者にはICTを活用した指導力に期待するなど、現在の教育改革の内容を敏感にキャッチして準備を進めていただきたいと思います。面接試験では、これらの経験から学んだことなどを、自らの言葉で伝えられるように準備していただければと思います。
2022年度採用選考(2021年実施)について
【7】校種別(小学校・中学校・高校・特別支援・養護・栄養)の受験者数、合格者数、合格倍率
【8】一般選考の試験内容と試験ごとの配点(合格基準点があれば併せて)
[第1次試験]
[第2次試験]
[合否判定]
上記①の基準を満たす者のうち、②・③の総合点が上位の者から合格を決定する。
【9】論文試験の課題内容(校種別)と指定字数
全校種・教科共通(字数指定なし)
①京都府教育委員会では、「認知能力と非認知能力を一体的にはぐくむ教育の展開」を学校教育の重点の中で掲げていますが、その必要性について、昨今の子どもを取り巻く状況や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
また、これらの能力を一体的にはぐくむために、あなたはどのような取組をしていきたいと考えますか、具体的に述べなさい。
②京都府教育委員会では、目指す人間像に向けて子どもたちにはぐくみたい力として、「主体的に学び考える力」「多様な人とつながる力」を掲げていますが、その必要性について、昨今の子どもを取り巻く状況や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
また、これらの3つの力をはぐくむため、あなたはどのような取組をしていきたいと考えますか。1つの力を例に挙げ、具体的に述べなさい。
【10】面接試験(集団討論、模擬授業、場面指導を含む)の実施方法(面接形式、所要時間、実施の流れ、主な質問内容、その他留意点など)
[第1次試験]
小学校、特別支援学校、スペシャリスト特別選考、他府県現職においては、個人面接(15分程度)、中学校、高等学校、養護教諭、栄養教諭においては集団面接(20分程度)を実施。
[第2次試験]
全校種・教科において、個人面接(20分程度)と教育実践力テストを実施。教育実践力テストは模擬授業(12分程度)を実施。
[面接試験の主な質問内容例]
※面接試験質問項目例及び教育実践力テストの内容については、京都府府政情報センターにおいて、一般閲覧可能