
高校生が英文学を議論
ウプサラの高校で英語の授業を参観した。この日の授業では、2年生がヘミングウェイの『白い象のような山並み』という短編小説を読み、そのテーマ、人物や風景の描写、シンボルについてグループで議論していた。この短編は、一組の男女が中絶をめぐる会話を展開するが、それについて明示されていない。
「二人は恋人みたいだけど、関係がこじれているみたい」「何か犯罪を計画している話し合いなのでは」「二人の性格はずいぶん違うように描かれている」
生徒らは最初、スウェーデン語を交えながら話し合っていたが、授業の最後の方にはほとんど英語だけで進めていた。……
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