【2020年度教員採用試験】1次選考倍率 半数以上で倍率下がる

【2020年度教員採用試験】1次選考倍率 半数以上で倍率下がる
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半数以上の県市で倍率下がる

2019年夏に実施された2020年度(2019年度実施)公立学校教員採用試験の1次選考実施状況を本紙調べで集計した。全国66県市のうち、半数以上の県市で1次選考合格倍率(総受験者数÷総合格者数)が下がった。前年より大幅に低下したのは福島県(今年2.4倍、△0.9ポイント)、鹿児島県(2.1倍、△0.9ポイント)、川崎市(1.7倍、△0.6ポイント)、兵庫県(3.1倍、△0.6ポイント)、横浜市(1.3倍、△0.6ポイント)、宮城県(1.9倍、△0.5ポイント)など。1次受験者は13万2389人で前年より9832人減少(昨年度教育新聞調べとの比較。鳥取県は昨年度西日本豪雨による日程延期のため除外)。1次合格者は6万8325人で前年度より923人増加した。(昨年度教育新聞調べとの比較。石川県は昨年度1次.2次の区別がないため含まない。鳥取県は昨年度延期のため除外)。約7割の県市で倍率が低下した昨年度に引き続き、3年連続で低下した形だ。

2020年度公立学校教員採用選考 1次選考倍率はこちらからPDFをダウンロード。

1次合格倍率の変動幅が大きい自治体は次のとおり(カッコは昨年度からの変動)。

《小学校》

下がったのは川崎市1.7倍(△1.0ポイント)、鹿児島県1.7倍(△0.8ポイント)、群馬県2.5倍(△0.8ポイント)。上がったのは神戸市3.5倍(+0.7ポイント)、高知県2.0倍(+0.5ポイント)、新潟市1.8倍(+0.5ポイント)。

《中学校》

福島県2.8倍(△1.8ポイント)、青森県2.7倍(△1.6ポイント)、鹿児島県2.5倍(△1.4ポイント)。神戸市4.5倍(+0.7ポイント)(中高共通のみ)、新潟市2.6倍(+0.7ポイント)(中高共通)、高知県2.9倍(+0.5ポイント)。

《高校》

群馬県4.4倍(△1.6ポイント)、福岡県2.7倍(△1.4ポイント)、京都市2.5倍(△1.3ポイント)。滋賀県6.1倍(+2.5ポイント)、大分県3.9倍(+0.7ポイント)、静岡県3.8倍(+0.7ポイント)。

《特別支援学校》

兵庫県2.8倍(△1.4ポイント)、名古屋市1.7倍(△1.4ポイント)、福井県2.5倍(△0.8ポイント)。京都市2.6倍(+0.6ポイント)、岡山県1.9倍(+0.5ポイント)、和歌山県2.1倍(+0.3ポイント)。

《養護教諭》

沖縄県9.6倍(△2.5ポイント)、兵庫県4.5倍(△1.4ポイント)、福岡県4.0倍(△1.3ポイント)。北九州市11.0倍(+6.2ポイント)、香川県8.1倍(+4.3ポイント)(小中高特の併願者含む)、名古屋市7.2倍(+3.9ポイント)。

《栄養教諭》

神戸市2.8倍(△4.9ポイント)、三重県2.2倍(△2.8ポイント)、仙台市5.5倍(△1.8ポイント)。北九州市10.0倍(+6.8ポイント)、山梨県6.7倍(+2.5ポイント)、宮城県3.7倍(+1.8ポイント)。受験者数の変動幅が大きい自治体は次のとおり。

《受験者数が増加》

新潟県1504人(+242人)、高知県2275人(+168人)、大分県1337人(+127人)、名古屋市1860人(+81人)。

《受験者数が減少》

千葉県.千葉市5394人(△650人)、愛知県6318人(△608人)、埼玉県6512人(△549人)、滋賀県1811人(△516人)、神奈川県5261人(△504人)。【お詫びと訂正】受験者数の比較において、「広島県・広島市」の昨年度数値との比較値に誤りがありました。「+175人」とありましたが正しくは「△264人」です。お詫びして訂正いたします。

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