滋賀県教委は8月16日、来年度採用予定者の教員採用試験の2次選考について、8月16~18日に予定していた小学校と高校の一部教科で、試験を担当する職員の新型コロナウイルス感染が確認されたため、日程を延期したと発表した。
同県教委によると、該当する受験者には8月15日の段階で、日程の延期をメールで連絡したという。
延期となった試験のうち、小学校教員の二次試験については延期後の会場は滋賀県総合教委センター、日程は9月4~6日。「英語」「数学」「理科」「情報」「国語」が延期となった高校では、「英語」が8月28日に、「数学」「理科」「情報」が8月29日に、「国語」が8月30日に、それぞれ日程変更される。会場や集合時刻については変わらない。
それ以外の校種に関しては、同県教委では8月16日の時点で変更はないとしているが、今後の状況によっては変更される可能性もあるため、常に最新の情報を確認するよう、受験者に注意を呼び掛けている。
2024年度全国学力・学習状況調査の経年変化分析調査の結果によれば、小学校の国語と算数、中学校の国語と英語の平均スコアが低下した。次期学習指導要領に向けて、原因を省察しておきたい。振り返るべきは①徹底して教えてきたか②教師の主体性を発揮しているか③知識・技能を軽視していないか④学ぶ意味や意義を実感させてきたか⑤学校の存在価値を伝えてきたか――の5点である。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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