岩手県花巻市立宮野目小学校教諭
最終回は、ミドルリーダーへのエールをお届けして締めくくります。いつの頃からでしょうか。私自身に「力がある」とか「仕事ができる」といった言葉がついて回るようになりました。全く自覚のない言葉が独り歩きし、いつの間にか「ミドルリーダー」などと呼ばれるようになりました。心の準備ができないまま足を突っ込んでいる。それがミドルリーダーというものでした。
本連載も残り2回となりました。最終回を前にもう一つ、ミドルリーダーとして必要な考え方について述べておきたいと思います。それは「学校に風を吹かせる」という視点です。着任2~3校目であれば、きっと最低でも5年程度はその学校に勤めることになるでしょう。その勤務期間の中で、大きく影響を与えていきたいということです。
前回は、学級経営について考えてみました。「良い別れ方」をする前提で学級経営をすれば、きっと毎日が宝物のように見えるはずです。今回は、ミドルリーダーの「授業づくり」について考えてみたいと思います。
前回は、ミドルリーダーの学年経営について考えました。今回は、学年経営を受けてどう「学級経営」に向き合うかについて考えてみましょう。
前回は、若年層の先生との関わり(育成)について考えてみました。今回は、学年経営について考えてみたいと思います。
前回は、管理職の先生との関わりについて考えてみました。今回は、若年層の先生方との関わりについて考えてみたいと思います。 私自身、2年目になった瞬間に「後輩」ができました。それから毎年のように「自校の若手」が増えました。しかし、私自身が年齢を重ねても、若年層の先生方との関わり方は変わっていません。そのキーワードが「憧れ」です。自分で言うのも恥ずかしい話ですが、いつでも「憧れられる先輩でありたい」との願いを持って生きています。
本連載ではこれまで、ミドルリーダーの定義、ハブとしていかに機能するか、必要な資質は何かについて考えてきました。ここからは、職員室におけるミドルリーダーとしての立ち居振る舞いについて考えていきます。
前回は「提案と調整」について述べました。いかに「ハブ」として機能するかを考えました。 そこで今回は「ミドルリーダーに必要な資質」について話を進めようと思います。より良い提案や調整をするための元となるチカラとは何かということです。
前回、「ミドルリーダー」とは、ある時期、ある局面で限定的に背負うこともあり、年間を通して誰もが背負う可能性が高いと述べました。今回は、そんなミドルリーダーがどのように「ハブ」として機能すべきかについて考えてみましょう。
はじめまして。古舘良純です。今年41歳を迎える、いわば中堅教諭です。30代後半から、割と重めの校務分掌を任せていただくようになり、昨年度までは大規模校で研究主任も務めていました。
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