教育改革プロジェクトチーム
石川県加賀市には石川県で唯一、文科省が指定する「リーディングDXスクール」があります。そして、指定された市立橋立小学校・橋立中学校では、県内・市内のみならず、全国に先駆けたデジタル技術を活用する取り組みを実践し続けています。2023年、教育分野でも大きな話題になったのが生成AIです。
石川県加賀市は地域の結び付きが強く、大変子ども想いの土地柄です。この結び付きと想いが、プロジェクト4「地域と一緒に」において、学校づくりの大きな力になりつつあります。仕組みとして効果を発揮しているのは、コミュニティ・スクール(以下、CS)です。加賀市では、2023年度から全小中学校がCSに移行しています。そして、各学校の様子を教育委員会が取材して記事にまとめ、お便りとして他校に共有することで、CSを円滑に運営するヒントにしてもらっています。
今回は前回に続き、プロジェクト3の「未来は自分で創る」の実践について紹介します。石川県加賀市では「問いを立て続ける」「教科横断的に探究する」「課題解決する」という3つの軸を持った子どもたちを育成できるよう、小中学校の9年間を通じた系統的なSTEAM教育プログラムの整備を目指していますが、今回は中学校の実践の様子を紹介します。
今回はプロジェクト3の「未来は自分で創る」における小学校の実践について紹介します。石川県加賀市では「問いを立て続ける」「教科横断的に探究する」「課題解決する」という3つの軸を持った子どもたちを育成できるよう、小中学校の9年間を通じた系統的なSTEAM教育プログラムの整備を目指していますが、その先駆けとして授業が行われている2023年度STEAM先行実施校の様子を紹介します。
前回はプロジェクト1の「学びを変えるプロジェクト」とプロジェクト2の「誰一人取り残さないプロジェクト」のつながりについてご紹介しました。今回はプロジェクト2の内容を少し掘り下げてお伝えします。まずは教育総合支援センターのリニューアルについてです。廃校となった校舎を活用し、心のエネルギーを回復できることを意識した空間デザインを行いました。
今回はプロジェクト2「誰一人取り残さないプロジェクト」の概要と、プロジェクト1「学びを変えるプロジェクト」とのつながりを中心にお話します。プロジェクト2は主に不登校と呼ばれている状態に代表されるような「教室での授業の機会を何らかの理由で得られていない児童生徒」についてのプロジェクトです。
石川県加賀市の学校では「学びを変える」プロジェクトとして、個別最適な学びと協働的な学びを軸に授業改善を行っています。今回は、個別最適な学びと協働的な学び+αで取り組んでいる学校を紹介します。
今回から、加賀市の「学校教育ビジョン」の柱となっている四つのプロジェクトについて紹介していきます。まずはプロジェクト1の「学びを変える」です。プロジェクト1では「社会の変化」と「子どもたちは一人一人違う存在だ」という二つの前提のもと、学びのコントロール権が子どものものになるように、子どもたちが自ら学びのプレイヤーになれるように、教育観・授業観の転換を目指しています。
加賀市教育委員会が今年1月に策定した「学校教育ビジョン」では「Be the Player」をスローガンに掲げ、一丸となって教育改革を進めています。本連載の第1回でも説明した通り、この改革は「先進的」「独創的」といったイメージとは無縁です。
石川県の最南端に位置する加賀市。人口約6万3000人。17の小学校と6つの中学校。皆さんの自治体と比べて大きいですか、それとも小さいですか?このまちで今、「Be the Player」を合言葉に、全小中学校で学びの改革が進行中です。
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