(読者の窓)地域に感謝

本校では、PTA会長の呼びかけにより集まった地域のボランティア団体「安心おじさん・おばさん」が、入学式の翌々日から2カ月間、毎日、1年生と一緒に下校し、児童の交通安全と犯罪防止に効果を上げている。

5月末には、1年生が「感謝の会」を主催し、一人一人が書いた感謝の手紙をコース担当の安心おじさん・おばさんに渡し、お礼をしている。

その他、学校行事の「運動会」や「学芸会」に安心おじさん・おばさんを招待し、交流を深めている。この子たちが、2年生、3年生になっても安心おじさん・おばさんに会うと声をかけ、楽しそうに話している姿をよく見る。

毎年8月の第1日曜日に本校グラウンドで、翼まちづくり協議会主催の「翼夏まつり」が行われている。ダンスや盆踊り、和太鼓等地域の愛好会の方が参加する中、本校吹奏楽部も演奏の機会をいただいている。

この「翼夏まつり」に関わって、毎年3年生児童が盆踊り愛好会の方に盆踊りを教えていただき、3年生児童と盆踊り愛好会の方が中心となり、夏休み前の全校集会で全児童が盆踊りを練習する。

「翼夏まつり」当日は、3年生を中心とした本校児童と愛好会の方で櫓(やぐら)を囲み、盆踊りを披露する。

また、「翼夏まつり」でPTAやおやじの会等が出店する中、6年生児童も各クラス2店、店を出す。たくさんの人に来てもらえるよう、クラスで考え、準備し、当日を迎える。

目標に向かってクラスが一つになっていく様子や地域の人と直接関わりながら、生き生きと活動している姿を見るとうれしくなる。
地域の支えに、日々、感謝している。

(山添毅・高浜市立翼小学校教頭)