(読者の窓)子供の声

 感染症や熱中症対策、働き方改革など、留意すべきことは多々ありますが、子供たちの貴重な学びの機会をしっかりと保障しなければなりません。

 感染拡大の影響で延期した上に日帰りの計画に変更し、ようやく実施できた野外学習。その行きのバス内で「ちょっと寝不足で…」という声が聞こえました。心配して声を掛けようと振り向くと「寝ようと思ったけど、楽しみでなかなか眠れんかった」とのこと。その表情は笑顔で、1日元気に自然を満喫しました。

 2学期当初、緊急事態宣言の発出により学校と家庭をオンラインで結んで授業を行うこととなりました。初めての試みで準備に時間を要しましたが、保護者の協力もあって実施できました。久しぶりに登校した日、1年生の児童は授業の様子を嬉しそうに話すとともに「タブレットだと校長先生にも会えんもんで…」と話してくれました。

 運動会後の作文には、「すごく緊張して胸がドクドクしてしまったけど、本気で走れました」「みんなで力を合わせて白組が勝ったのがうれしかったです。赤組もいっぱい力を合わせていたのでとてもいいと思いました」など、力を出し切り、達成感を得ている様子が記されていました。

 校長室のドアはいつも開けたままです。登下校で校長室の前を通る際、子供たちは中をのぞいてあいさつをするのが習慣となっています。校長室の金魚に餌をやりに訪れる子もいます。子供の声に耳を傾け、可能性を伸ばせるよう努めていきます。

 (丸山哲丈・新城市立庭野小学校長)

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