令和2~5年度使用小学校教科書を教科書発行者の協力のもと紹
東京書籍
『新しい国語』(秋田喜代美ほか)
《編集の基本方針》
「言葉の力」が、もっと国語を楽しくする!
《編集上の特色》
▽単元で育む資質・能力を「言葉の力」として明示。「何を学ぶか」を明確にしながら、見通しを持って主体的に学ぶ。
▽主体的・対話的で深い学びを実現する「つかむ」「取り組む」「ふり返る」の3ステップ構成。「つかむ」を大幅に強化するとともに、単元を通して「言葉の力」を意識づけ、確実に身につける。
▽全領域で「言葉の力」の系統性を重視。6年間を通じて「言葉の力」が確実に積み上がる。
▽入門期を一新。幼児期の育ちをさらに伸ばしながら国語の学びにつなぎ、主体的・対話的で深い学びの基盤を築く。
▽語彙指導や読書指導、「情報の扱い方」など新学習指導要領のポイントに着実に対応するとともに、各種学力調査の分析を踏まえ、つまずきやすい事項や新しい学力観に対応する教材を重視。学力向上をしっかり支える。
▽特別支援教育の知見を生かし、全ての児童の豊かな学びを保障する。
▽心に響く作品、現代社会の諸課題に向き合う教材を厳選。未来を拓くための創造的な知性や感性を育む。
学校図書
『みんなと学ぶ 小学校国語』(鶴田清司・新井満ほか)
《編集の基本方針》
①基礎的・基本的な言語能力を確実に習得することができる。
②対話を通して自分の考えをもつことができる。
③主体的に学び、新しい価値を創造することができる。
《編集の特色》
○一年間の学びの見通しと振り返りを大切にし、巻頭と巻末に育てたい資質・能力を一覧で示したページを新設した。
○学習過程の構造化を図り、学びやすさを追求。単元の全体像が見渡せるよう、設問の意図や言語活動の目的を明示した。
○情報としての言葉を、論理的な意味や直感・イメージから柔軟にとらえ、言葉による見方・考え方を広げる「論理的思考力教材」「感性的思考力教材」を新設した。
○伝統的な言語文化に触れ、豊かな心を育てるために、音読・暗唱教材のほか、日本の四季折々の言葉を扱った教材「季節のたより」を設けた。
○国語の基礎的な技能や学習態度を養うため、付けたい技能を焦点化した小教材「書くことレッスン」や、学習環境を整えるための「話すこと・聞くこと」の小教材を設けた。
○自らの「問い」が課題となり、それを追究する過程で読みや対話が深まるよう、物語教材の言語活動を工夫した。
教育出版
『ひろがる言葉 小学国語』(田近洵一・北原保雄ほか)
子どもたちの豊かな「言葉の力」と「考える力」を育む教科書。
◆学びやすく教えやすい「現場主義」の教科書
教室での使いやすさを第一に考えた。
①単元とびらで目標を明確にし、学習のてびきのふり返りと併せて「なんのために」「何を学ぶか」を意識できるようにした。
②学習の進め方を明確にし、見通しをもって主体的に学びに取り組めるようにした。
◆確かな「学力」を育む教科書
日常生活の基盤となる「言葉の力」を育むことを考えた。
①読むこと教材の学習のてびきを刷新した。具体的な学びの観点を示し、自学自習できるてびきとした。
②日常生活や他教科の学習に生かせるよう、多様な言語活動を設定した。
◆「言葉」と出会う教科書
実生活に生きる語彙や情報の扱い方を学べるような教材構成とした。
①言葉のはたらきを理解する「言葉」教材に加え、文章から特定の語句を読み取るポイントを「ここが大事」として提示するなど、言葉への気づきを随所で促した。
②文型を示した「大事な言い方」、それをまとめた「言葉のまとめ」により、文脈を通じて、情報の扱い方を考えられるよう構成した。
光村図書出版
『国語』
《編集の基本方針》
「心を、動かす。言葉が、動かす」という考えに立ち、児童の「学びが見える」「学びを支える」「学びをつなぐ」教科書を提案した。質の高い作品・文章や題材、学習活動を精選し、特別支援教育の観点からも、すべての児童の学習に役立つきめ細かい配慮を施している。
《特色》
①新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」を具現化し、明確な見通しと振り返りを意識し、学習に取り組むことができる「国語の学びを見わたそう」「単元扉・学習(手引き)」を設定。「学習」には、「学習過程」に沿った課題を示し、新しい評価の観点にも対応。また、ポイントを確認するための「たいせつ」と汎用的な力として生かすための「いかそう」を新設。
②「情報の扱いに関する事項」について、学習活動と関連させて思考力を育めるように、特化した教材を系列化。
③児童の言葉を広げ、学びが深まるよう「語彙」と「学習用語」で構成した「言葉の宝箱」を2年以上の各巻末折り込みの形で設定。
④読書によって児童の生活を豊かにしたいと考え、450冊以上の図書を写真付きで紹介。
⑤二次元コードには、学びへの意欲・関心を喚起する画像や動画資料を収録。